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一瞬のきらめき・・・まぼろしの薩摩切子展

神戸市立博物館で今月30日まで開催している「まぼろしの薩摩切子展」
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篤姫が13代将軍徳川家定にお輿入の時に持っていった雛道具が展示しているとのことで、
今月の初めママ友達と見てきました。

NHKの大河ドラマでも篤姫の役の宮崎あおいちゃんがすばらしい演技を見せてくれました。

薩摩藩主、島津斉興が始めた薩摩のガラス。
篤姫の養父、斉彬の代になって、イギリスやボヘミアンノカットを参考にして制作されました。
飛躍的に成長を遂げた薩摩切子も、斉彬の急逝と薩英戦争で、わずか20年余りで衰退してしまいます。
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当時、欧米や現代の復元作品にみられるようなグラインダーで切り磨くのではなくて、
根気よく文様を切り、木の棒で磨き出していく気の遠くなるような手作業でした。
薩摩切子の特徴のひとつでもある「ぼかし」は手で削るからこそ生まれるものだそうです。

とても高価で数も少なく、今ではまぼろしのガラスの器となっています。

「薩摩切子 藍色被栓付瓶」・・・・19世紀中期
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「薩摩切子 緑青色被董物」・・・・19世紀中期
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篤姫の輿入れ道具のうちの一つ、ミニチュアの切子の雛道具の精巧さは凄すぎます。
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切子は見る角度によっても全然違うように見えます。
繊細な技と美しさに見入ってしまいました。
いい時間を過ごせました。



父母の実家が鹿児島なので父が夏に焼酎を飲む時は、やはり薩摩切子でした。

 










ここの前を通って神戸市立博物館に行きます。
博物館で思った以上に長く見入っていたのでランチタイムは過ぎています。
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64だとまだ大丈夫だよ~」リーズナブルで気軽に立ち寄れるお店。
今年の春にオープンした64さん、人気がありますね。
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かわいい~~、スプーンとフォークのシェード(笑)
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冷たくて気持ちよさそう。
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パンはおかわり自由です・・・何度でもどうぞ♪
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いろいろな種類がお得気分!!
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by kimiko-611 | 2009-08-27 07:07 | おでかけ 神戸